料理が美味しい理由って?
今まで「食」にはあまり興味がありませんでした。いまでも自分で食材を用意して、食事を作るのは好きではありません。でもあることがキッカケで「食」の大切さと「どういうものか?」というのを知ることができました。
そのキッカケというのが、仲の良い友人で料理人が一人います。彼の作る料理をみんな「美味しい!」と言います。「また食べたい!」と。近くで見ていても特段「手の混んだこと」をしているわけでもなく、むしろ「出来るだけ簡単な料理」を作っているようにも見えます。
そんな事から、料理人に興味を持ち、料理の映画とかを見てみることにしました。
南極料理人
武士の献立
世界侵略のススメ 世界の食比較が出てきます
どの映画もおすすめです。
これを見ていてすごく感じたのは、料理は気持ちってよく言いますよね。食材とか調理法とかそういうことではなく、食べる人のことを考えながら作った料理は美味しいだろうなと言うことです。それは「見た目」とか「歯ごたえ」とか「素材の大きさ」とか、そういう食べる人への「思いやり」が肝心なのだろうな〜と。
料理人の友人から教えてもらったレシピをそのまま同じように自分で作ってみても全然美味しくない。なんでだろう?って思っていましたが、色々と見ていて気が付きました。食べる人の気持を考えてないからだと。自分で作った料理を自分で食べるわけですが、「この量は多い」とか「このサイズは食べにくい」とか「見た目が美味しそう」とか、作っている最中に自分が食べることを全く想像していない。だから美味しくないんだと。どちらかというと雑にやっつけで作っているんですね。
美味しいと言われる料理人はとても丁寧なんでしょうね。友人を見ていても、特別なことをしているわけではなさそうだけど、調理法はもちろん、食材・もりつけ・衛生・食器などとても丁寧に扱っています。
最近、そんな彼が事務所に来て、集まった仲間たちに料理を振る舞ってくれています。
この時ばかりは、事務所が映画「南極料理人」の世界です。一人が料理して、後はみんなでがっつく。上記の写真もごく一部なんですよね。料理の写真はとても難しい。難しいというのは「どう撮るか?」が難しいのではなく、「食べる前に撮る」が非常に難しい。だから写真全部はないんですね。いつも食べ終わった後に気がついて、みんなで笑います。
彼いわく、そこにあるもので、できるだけ簡単に美味しいものを作るんだそうです。調理に時間かかるものは面倒くさいし、続かないとのこと。
よく潜水艦とか探検隊とかで一人だけ「料理人」を連れていきますよね。「料理人」って人にとって喜ばれるスキルであり、ヨーロッパでは子供がなりたい職業でNo.1なんだそうです。
みなさんは、そんなの当たり前だと思うかもしれませんが、いままでそんなことには全然興味なかっただけに、色々と自分には新鮮に映っております。そう「料理人」はかっこいい!
みなさん、素敵な水曜日を!
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