脱皮
昨年のこの時期を振り返ってみると「各業界のこれから」を書いておりました。
読んでみるとほぼズレていないと感じておりますが、新たな考えに置き換わった部分もあります。
それを踏まえた上で、今年感じたことを書きたいと思います。
IT・テクノロジー
最近話がよく出てくる宇宙。IT強者はこぞって宇宙を目指しております。月や火星や衛星など。これからの分野です。例えば地上に張り巡らされた通信網。wifiやら電話などは地上からの電波を受信しているわけですが、いまウクライナでイーロン・マスクが提供している通信衛星。これが主流になるとフィールドはガラリと変わります。もう地上の通信網は要りません。そういったことが色んな分野で起こるんでしょうね。火星まで行けるロケットができると、NYから中国まで30分位で行けるそうです。WEB3.0もそうですよね。新しいテクノロジーはそのように我々に恩恵をもたらしますが、ビジネスの形も大きく変わってしまうんでしょうね。
自動車業界・環境問題
この分野に関しては考えが変わりました。原爆を落とされた日本。そんな国が戦後なぜ原子力発電所を受け入れたのか?その頃も化石燃料は環境破壊だなんて騒がれ、原子力発電所を受け入れました。そして時が経ち2000年代に入り、技術力に優れた日本がハイブリッドエンジンを開発し、1リッター20km以上走行する車を開発。今では40kmも走ります。他国メーカーも対抗エンジンを開発しますが、日本のハイブリッドには敵わない。そこで考えたのが、またしても環境問題にあやかること。エンジンより電気自動車だ!ってね。というのも地球温暖化の原因が二酸化炭素だということを証明できる人はだれも居ないみたいなんですよね。原因は地球の軸のズレ、太陽活動からの影響なのかなと思っています。地球も・太陽も生きていますので変動があって当然ですよね。なのでSDG’sというワードはビジネスワードなんだろうと思っております。とはいえ、電気自動車の時代の流れは変えられず、強制的にその流れに乗らなくてはならないのでしょう。そうなると電力の確保が必要。そこででてくるのがまたしても原子力発電。とても古い戦後の原子力発電で事故を起こした日本なので拒絶するのは理解できますが、最新の小型原子力発電はより安全なんだそうです。これは科学の話であり、いつの時代も科学は恐れられる。電気が発明されたときもそうだったようです。そのうち技術が進んでとても小型で安全な原子力発電ができるかもしれません。だってほぼ無限に走る原子力潜水艦なんてすごくないですか?
今はこういう現状なんだろうと思いますが、世界に誇る日本の技術力。そのうち日本の技術が追いつき、追い越すときは来るんだろうと思います。その辺の日本の技術力に期待しております。
今年はこの2点に絞って書いてみましたが、みなさんはどう思っていますか?日本人として思うのは、IT・自動車・原子力など日本はビジネス戦争でも弱い立場かもしれません。これからの産業が芽吹いていないからです。それとはまた違う話ですが、これだけテクノロジーが進化すると人間がやることは少なくなると思います。テクノロジーとは人を楽にさせる目的で作られているからです。そうなると仕事がどんどんなくなっていきますよね。だから今までとは違う考え方が必要なんだと思っています。例えばベーシックインカムみたいな、みんなが生活できるくらいの平等な金額が配られて、社会に貢献したい人は働いた分だけ上乗せできる。みたいなシステムが必要になってくるんじゃないでしょうか?
いま、暗い未来が多く拡散されています。でも今の感覚から脱皮して、現状行われていることを冷静に見れば、期待できる未来も見えて来るんだと思います。将来のビジョンを描く人がいま重要なんだと思います。日本の夢を描ける人物。あまりそういう話って聞かないですもんね。今回のこのような憶測は、もちろん頭のいい著名人の発言や海外の友人からの知識がベースになっています。少しでも皆さんの参考になれば幸いです。
素敵な水曜日を!
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